きょうの侘助

母さんの皮をぬいだわたしの日常

「小説の神様」を読んだ

あまりにも日々の現実的なストレスが多すぎて、目の前がくもってみえるようになってきてしまった。人の善意までそういうふうに受け取れなくなってきたなら、一度目をとじたほうがよさそうだと思って、ひさしぶりに読んだのがこれ。

 

小説の神様 (講談社タイガ)

読み終えてAmazonのレビューを読んでみたら、物語の途中かと思うような辛辣なレビューがちらほらあって。そのなかには明らかにレビューの域を超えてるだろっていうものもあった。それは別にAmazonで書く必要ない気がするけどね。

よく「つまんなかった。買って損した。」というようなことをいう人がいるけれど、変なのって思う。買うって決めたのは自分なのに、あたかも本が悪かった、作者が悪かったといいたげな感じが。

文章に対する違和感はちらほらある。心情をあらわす言葉遣いが「若いな」「軽いな」と思う。でも、だからこの作品がだめだとは思わないし、作者が伝えたかったであろう熱は十分すぎるほど伝わってきた。

それをうまく言葉にできれば書評ブログができそうだけど、わたしにはそれができないのが残念。

講談社タイガの本を読んだのはこれがはじめてだし、この作者の本を読んだのもこれがはじめて。わたしにとってこの本を読んで一番よかったのは、持ち主である夫と本の話ができたこと、そして次は新潮社文庫nexの本も読んでみようかなと思えたこと。

それって小説の力だよね。